大会長挨拶

謹啓 時下、貴社におかれましては益々ご盛栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

この度「第27回透析バスキュラーアクセスインターベンション治療医学会学術集会・総会」の大会長を仰せつかり、ただいま鋭意準備を進めております。昨今の新型コロナウイルスの現状から、今回は、現地会場とWeb のハイブリッド開催を予定しています。

本医学会は、1996年にブラッドアクセスバスキュラーアクセス研究会(BAIVT)として発足し、本邦のVAIVT の黎明期から活動を行ってきました。2021年には透析バスキュラーアクセスインターベンション治療医学会と名称を変更し、さらに多くの会員に支えられ、活動の幅を広げております。
現在まさに新たな技術やディバイスの革新がもたらされ、次の世代への分岐点となっています。そこで、今回の開催テーマは「ネクストステージに向かって」とさせていただきました。本学術集会で繰り広げられるさまざまな議論が、VAIVT が発展するための礎となることを期待しています。
VAIVT は医師だけでなく、血液透析を担う看護師、臨床工学技士、また臨床放射線技師や臨床検査技師など、さまざまな職種の方々によるチーム医療が欠かせません。これらが一同に介して、意見交換を行い、共通の認識のもとにVA の管理・治療を行うことで、VAIVT の普及および発展に寄与することが本学術集会の目的であり、開催の意義は大きいものと思っております。

本来、医学会の学術集会は会員の会費にて運営されるべきものではありますが、昨今の状況から、これのみにて運営することは困難な状況であり、心ならずも皆様方に医学会の趣旨をご理解いただき、ご協力のほどお願い申し上げる次第に存じます。

貴台におかれましても何卒事情をご賢察の上、格別の絶大なるご支援、ご高配を賜りますようひとえにお願い申し上げます。

謹白

2021年11月吉日

第27回透析バスキュラーアクセスインターベンション治療医学会学術集会・総会
大会長 春口 洋昭
(医療法人社団春口クリニック 飯田橋春口クリニック)

 

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