2024年度 認定医について
1.【認定事業の目的】
透析バスキュラーアクセスインターベンション治療(以下、VAIVT)に関する診断と治療手技はデバイスの進歩とともに高度化が進み、より専門的な知識と技術を要するようになった。
これらの環境変化に対応し、将来に亘るVAIVT分野発展に寄与するためには、VAIVTに携わる医師の専門的知識の向上と技術の確立に加えて新たなデバイスの臨床応用が欠かせない。このため透析バスキュラーアクセスインターベンション治療医学会(以下、本会)は会員医師における学会認定制度を整備し、会員の経験と技術水準を認証することにより、VAIVTのさらなる発展と患者利益の最大化を目指すものである。
2.【本会の認定に関する業務】
本会は以下に定める会員の認定作業および資格維持等に係る業務全般を行う
- 本会は申請書受領後速やかに審査を行い、認定の可否を本人及び関係団体に通知する
- 第4回認定受付期間は2024年7月1日から2024年8月末日までとする
- 認定審査料を2,000円および認定書発行料を3,000円とし、認定医には認定証とバッジを交付する
- 認定期間は5年間とし、認定期間満了前に更新手続き等に関する通知を認定者宛てに行う
3.【認定資格要件等】
申請者は以下の条件を満たしたうえで、本会指定の書式により受付期間内に申請手続きを行うこととする
- 申請者は認定申請時点で本会個人会員であること
- 申請者は本会が定める申請書をもって血管内治療施行施設での勤務経験を申告するとともに、申請者がVAIVTを施行可能な医師に充分な知識、技術、経験を有する旨の証明を、所属上長、所属施設長あるいは本会評議員の署名をもって行う
- 申請者は認定申請時点で、バスキュラーアクセスに関する学会発表あるいは論文発表を1回以上行っていること(発表、掲載等の様式は問わない)
- バスキュラーアクセスに関する内容であれば、当会事業での発表に限らない
4.【VAIVT認定専門医(認定者)がDCBを使用したい場合】
本会は以下に定める会員の認定作業および資格維持等に係る業務全般を行う
- 術者として200例以上のVA血管内治療経験を有すること
※VAIVT認定専門医申請時に同時申請可 - 症例内容審査通過後にe ラーニング受講(日本メドトロニック株式会社)
- 認定者は名称を「VAIVT血管内治療医」とする
- 認定受付期間は2024年7月1日から2029年8月末日までとする
- 認定審査料を2,000円および認定書発行料を2,000円とし、認定者には認定証を交付する
- 認定期間は認定日から5年間とし、認定期間満了前に更新手続き等に関する通知を認定者宛てに行う
追加書類に関するご連絡
5.【認定の失効および取り消し等】
- 本会退会※注時に当該認定は失効する
- VAIVT認定専門医及びVAIVT血管内治療医の更新手続きは別途定める
- 第5回以降のVAIVT認定専門医及びVAIVT血管内治療医申請の要項については、別途本会理事会で定める
【※注 退会(定款より)】
- 第11条
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(任意退会)
会員は、所定の退会届を理事長に提出して、任意に退会することができる。 - 第12条
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(除 名)
- 会員が次に掲げるいずれかに該当するに至ったときは、第20条第2項に定める社員総会の決議によって当該会員を除名することができる。
- 当法人の定款その他の規則に違反したとき。
- 当法人の名誉を傷つけ、又は目的に反する行為をしたとき。
- その他除名すべき 正当な事由があるとき。
- 前項の規定により会員を除名しようとするときは、当該社員総会の日の1週間前までに当該会員に対し、その旨を通知し、かつ、当該社員総会において弁明する機会を与えなければならない。
- 会員が次に掲げるいずれかに該当するに至ったときは、第20条第2項に定める社員総会の決議によって当該会員を除名することができる。
- 第13条
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(会員資格の喪失)
- 前2条の場合のほか、会員は、次に掲げるいずれかに該当するに至ったときは、その資格を喪失する。
- 2年以上会費を滞納したとき。
- 当該会員が死亡し、若しくは失踪宣告を受け、又は会員である団体が解散したとき。
- 総会員の同意があったとき。
- 社員である正会員は、前2条又は前項で会員資格を喪失したときに、社員の資格を喪失する。
- 前2条の場合のほか、会員は、次に掲げるいずれかに該当するに至ったときは、その資格を喪失する。
- 第14条
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(会員資格の喪失に伴う権利及び義務)
会員が前3条の規定によりその資格を喪失したときは、当法人に対する会員としての権利を失い、義務を免れる。ただし、未履行の義務は、これを免れることができない。
2024年度の申請受付は終了いたしました。